環境

環境データハイライト

2023年6月期1) 2030年目標
Scope1 681.1  t-CO2 50%削減
Scope2 1089.0 t-CO2 50%削減

1) 2023年5月からScope算定を開始したため、2023年6月期のScope算定結果は、
5月、6月の2か月のScope算定結果をもとに月次平均を計算し12か月を乗じたものである。

環境方針

KeePer技研は、環境問題の解決を経営上の最重要課題の一つとして捉え、事業活動を通じて環境保全を推進し、持続可能な社会の実現に貢献します。環境問題は日々深刻化しており、気候変動を緩和するカーボンニュートラルの推進、水やエネルギーなどの天然資源の効率的利用、生物多様性の保全など、さまざまなテーマに対してアプローチしていきます。 特に、気候変動対策は、世界共通の課題であるという認識のもと、KeePer技研においても重要課題であると位置づけています。


KeePer技研は、製品開発から調達、流通、利用、廃棄までのすべての過程で、環境への負の影響を減少できる商品やサービスの提供に努め、以下の環境方針を策定しています。 環境方針では、環境保全に関する国際的な宣言、規約、条約、および事業展開している国と地域の法規制などを遵守すること、ならびに以下5つの方針を定めています。なお、本環境方針の策定にあたっては、取締役会で決議しています。


【環境方針】

1.気候変動を緩和するカーボンニュートラルの実現に向け、温室効果ガス排出量の削減を推進します。そのために、エネルギー効率や使用量などの自社⽬標を設定し、計画に取り組みます。また、気候変動の緩和および適応に貢献する商品やサービスの開発を行います。


2.⽔資源の保全のため、水の効率的な使用やリサイクルを通じて水使用量を削減します。


3.生物多様性の保全のため、環境に負荷を与える化学物質の管理を徹底し、環境汚染を未然に防止します。また、土壌汚染物質・大気汚染物質・有害廃棄物・排水の放出を最小限に抑え、適切に処理します。


4.水、化石燃料、鉱物、原生林製品などの天然資源に関しては、製造、代替、再利用、保全、リサイクルその他手段などを実践することで、その使用量を削減します。


5.資源の適切な管理を行う上で、3R(削減、再利用、再資源化)を推進し、廃棄物の排出量削減、資源の節約および効率的利用を徹底します。

■適用範囲
本方針は、KeePer技研のすべての従業員および役員に適用されます。
また、自社の製品・サービスに関係するすべての取引関係者に対しても、本方針に従って行動することを期待します。


■情報開示
本方針の実施状況を定期的に調査し、必要に応じて改善していきます。また、本方針に基づく環境に係る取り組みの状況について、適切な情報開示を行います。


■推進体制
取締役会は、気候変動を含む環境に関する監督機関としての役割を担っています。また、取締役会の諮問機関としてサステナビリティ委員会が開催されます。委員会にて諮問された事項は、取締役会にて最終決議されます。
取締役会では、気候変動などに関する目標への進捗をモニタリングし、目標に関する進捗の監督責任を負います。


取締役会決議:2023年8月10日

KeePer技研の環境への具体的取組

環境先進国ドイツの技術基準で開発されたKeePer製品

KeePer技研は、ドイツ最大の自動車ケミカルメーカー「SONAX社」と技術協力を築いています。環境先進国である欧州の企業をパートナーとしていることもあり、KeePer製品は環境、生態系、人体に優しい性質を備えています。
また、KeePerコーティングは、降雨によって汚れが落ちることも特長であるため、洗車の回数・時間が削減されると同時に、水や洗剤の使用量および移動にかかるガソリンの使用量削減にも繋がります。
さらに、KeePerコーティングそのものが「車等をきれいに“長く”使う」ためのサービスであり、間接的にCO2の削減に寄与しているものといえます。乗用車の平均車齢が、1988年には5.33年だったのに対し、2022年には9.03年に年々高齢化していることを踏まえると、きれいに長く乗るためのキーパーコーティングは世の中に求められているものであると認識しています。


■KeePer製品は、環境にも人体にもやさしい製品です

生分解性の界面活性剤


生分解性のキレート剤

■洗浄力を維持する成分の「キレート剤」として、国内で一般的に使用されているのはEDTAです。しかし、EDTAは“非”生分解性物質であるため、欧州では使用が規制されており、KeePer製品には生分解性のキレート剤であるGLDAが使用されています。
GLDAは、EDTA等の非生分解性キレート剤で危惧される「土壌や河川・海洋に放出された際の生体濃縮」が発生しづらく、生態系や飲料水への潜在的な脅威を軽減します。



脱VOC(揮発性有機化合物)

■環境と人体に配慮した製品開発および製品改良に注力する取組みとして、積極的にVOCフリー化を行っています。
VOCフリー化により、温室効果ガスの排出を削減し、気候変動への影響を軽減します。
また、VOCは室内空気の主要な汚染源でもあるため、キーパーコーティングの施工者にも配慮した製品を提供しています。

キーパー独自の仕組み「汚れの密着を防ぐ防汚能力」

雨が降れば、まるで洗車をしたようにキレイになるため、洗車の回数が減って、ラクになる。

フレッシュキーパー、エコダイヤキーパー、EXキーパーは、特殊な表面の分子構造の効果で、ファンデルワールス力(分子間力)の最小化による「汚れの密着を防ぐ独特な防汚能力」を持っています。
そのため、ホコリが降り積もっても塗装表面には密着せず、自然の雨が降れば、元々持っている撥水力で弾かれた水と一緒にホコリなどの汚れが落ち、まるで洗車をしたようにキレイになります。
※雨自体が黄砂等を含んでいる場合は、汚れます。洗車をしてください。

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