コスモ石油販売(株)セルフステーション岡山西バイパスは今年4月、岡山市田中に新設オープンした。
オープン当初から手洗い洗車とコーティングを中心に洗車を展開している。すでにアクアキーパーは導入しており、コンスタントに毎月10台近い施工実績を上げている。そして今年7月からダイヤモンドキーパーを導入し、付加価値の高い洗車商品のラインナップを充実させた。ダイヤモンドキーパーの導入の決め手は、やはり見た目で分かる深いツヤとギアアクションポリッシャーでのポリッシングの仕上がりの良さという。施工価格も普通車7万円で設定しており、7月からのスタートで7台施工の実績を上げた。施工前と施工後のツヤの違いがハッキリ判るため、お客さまの反応は感動と喜びに満ちているという。

もともと同SSは磨き専門店としてスタートし、洗車収益も平均して200万をコンスタントに上げている。一台当りの平均単価も5500円と高く、付加価値の高いコーティングに人気が集中しているといえる。

告知チラシはコーティング中心にアピールしており、コーティング客層の集客がしっかりできている。さらにコーティングを買ったお客さまが結果的に手洗い洗車につながっているという。これまでは手洗いからコーティングへという流れが多かったが、逆転の発想でコーティングから手洗いというまた違う客層の開拓ができるようになった。加えてその分作業も徹底されており、仕上がりへのこだわり、時間内での仕上げはシビアに行っている。

ゲストルームでメニューBOOKを使った洗車の受注を行っている。お客さまがどのくらいのキレイを求めているのか会話の中から聞き出し、それに対する適切な提案をしているという。車を汚れにくくしたい、洗車の回数を減らしたいお客さまにはアクアキーパー。とにかくツヤを出して、ピカピカにしたいお客さまにはダイヤモンドキーパーを勧めるなど、ユーザーニーズに合わせた提案が大切といえる。もちろんキーパー(ポリマー)というニーズも多いが、長寿命のボディガラスコーティングのニーズも確実に増えていると、接客するスタッフも強調している。

これからもお客さまの想像を超えるキレイを提供し続け、洗車収益の拡大に取り組みたいという。