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Vol52: 2006年5月30日発行
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快洗隊直営店
4月の実績
総括
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安城店 北神戸店
相模原店 鳴海店
岡崎店 甚目寺店
松戸店 五香店

ダイヤモンドキーパー

作業の効率化でキャパシティの拡大につながる。

ダイヤモンドキーパー

民家からたった80cmの距離で設置できる快洗Wing

ケミカルボトル快洗隊安城店(土井竜也マネージャー)に快洗Wingが設置されたのは、全国の快洗隊ショップでひと足早い導入となった。
安城店がその導入によってどのように変わったか、またどのように変わりつつあるのかが注目されるところである。

安城店は店舗全体の面積が166坪。固定門型の快洗Boss一台が既設で、快洗Wing設置前は快洗Jr.が活躍していた。快洗Jr.の代わりに快洗Wingを導入したわけであり、2台目の固定門型機を設置するスペースはなかった。そこで快洗Wingの省スペース性が効力を発揮した。ピット室入り口につながる通路にあたる部分の壁際に設置されたのだ。

壁からわずか30cm(民家から80cm!)のところに3本の支柱が立てられた。「片持ち式」であるため、使わないときは今までと同じように通路になる。地面にレールがないため移動もラクだ。3本の支柱もまったく気にならず、機械の存在を意識させない。狭い店舗での導入も十分に対応できることを証明したのだ。

一往復1分10秒

「とにかく動きが早い。まったくストレスを感じさせない」というのは土井マネージャー。「以前、設置していた快洗Jr.のときはすべて人の力による作業だったため、作業を行う人間の能力によって個人差が出た。しかし快洗Wingが設置されてからは、手洗い以外の作業を機械が行うため、そうした問題が解消された」という。つまり作業担当者に関係なく一定のスピードでサービスを提供できるようになった。これは重要なポイントといえる。

手洗い以外を機械が行うことにより、1台あたりにかかる行程終了までの時間は大幅に短縮された。快洗Bossに比べても一台あたり2分は早いという。「機械が大部分をカバーしてくれるというのはたいへんありがたい。スタッフの労働の軽減につながり、その分の時間を他の分野の仕事に振り向けることが可能になる」。また「スピードが速いため作業効率性が高く、土曜日、日曜日など混雑時に力を発揮してくれる」と強調する。
導入の目的はあくまで作業の効率性を高めるためであり、受け入れ能力の拡大が大前提だ。それによって他の収益部分の取り組みも可能になる。「基本的に人を減らすための導入とは考えていない。あくまで限られた人員でどれだけキャパを拡大できるかにあると考えている。効率が上がった分、その余力を活かして全体の売上げアップにつなげたい」という。

さらに土井マネージャーは機械の静穏性を上げる。「通常の門型洗車機に比べて音がとても静か。動いてるのかと思うほど」だという。店舗の周囲は住宅地であり、こうした場所で悩むのが洗車機の轟音であった。しかし快洗Wingは音がまったく気にならない。「うるさい」などと、ご近所さんからのクレームも一切ない。

快洗Wing導入効果で飛躍的な売上げ

ここで安城店の昨年と快洗Wing導入後の今年のゴールデンウィークの実績を比較してみよう。

05年GWの9日間: 洗車台数/217台 106万円
06年GWの9日間: 洗車台数/287台 177万円

わずか9日間だが、昨年に比べ処理台数は70台増えた。売上げも70万円増加した。天候に左右される商品だけにこの数字が一概に力の差であるとは言えないかも知れない。しかしおおよその成長ぶりはうかがえるはず。つまり快洗Wing導入によるショー効果、さらにはスピードアップによる高効率性の実現により、実績向上を果たしていることは間違いない。

導入のポイントは大きく分けて4つ

  1. 省スペース性により限られた空間を有効に活用できた。通路を洗車スペースにするという発想は快洗Wing以外にはあり得ない
  2. 手洗い以外の部分を機械が行うため、スピードアップ、時間短縮による省力化を実現した。
  3. 道路を走るクルマから作業風景がしっかり見えるため、高いショー効果を実現。気になる存在にさせる。
  4. 優れた静穏性。音の気になる住宅地にあってはとくに重宝する。作業も遅くまで可能になった。もちろん近隣からのクレームもない。

洗車シーンを見せることで鮮度を伝える

このなかでとくに大切なポイントはお客さまに「見せる」というショー効果である。クルマに降りかかる「泡」はいかにも汚れを落とし、そしてキレイにしてくれるようなイメージが強い。その状況をお客さまに見せないのは、魚屋さんがその新鮮さをアピールできないのと同じなのだ。誰だって活き活きとした魚が食べたい。誰だってキレイなクルマに乗りたい。そうした欲求をかきたてるのが、このショー効果である。快洗Wingは、これまでの「水しぶき・泡飛散の問題」を解消。水は圧力を抑え、大きな泡で細かな泡が飛び散ることを防いだ。洗車機にカバーをかけたり、場所を奥にしまうことも必要なくなった。

お客さまのより近いところで、また道路を走るクルマから見やすいところで作業が可能になった点は大きい。このように快洗Wingは「見せる」というショー効果をより一層高めたのだ。

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