| 
     
       | 
     | 
      | 
    
      
         
           
            
              
                
                  
                    
                      
                        
                          
                        たとえば、安城店の場合 -立地に恵まれた店舗、キーパーで心を掴みリピーターが増えた | 
                     
                  | 
               
              
                 | 
               
              
                 | 
               
             
             
            
                          
             しかし9月は、そのパワーも、度重なる週末をめがけてやってくる台風の前にはどうしようもない。しかも最盛期の年末には雪まで降る始末。奮闘を続けるものの思うように伸びず、それでもどうにか200万円のお店、469.8万円の年末売上を獲得した。これも1年以上続けて固定客が通ってくださるおかげである。 
               
            だが、それにつけても天候に左右される洗車ビジネス。洗車だけでない、総合的カーケア業態へ進化する必要性を強く感じた。もちろん安城店だけの問題ではなく、快洗隊としての課題である。 
              
             
            
              
                | 19歳土井マネージャー05年4月、ついに平月洗車470万円を記録 | 
               
             
              
 05年1月に新マネージャー・土井竜也が着任。刈谷店で1年半を過ごした弱冠19歳の新鋭である。楽しく笑顔で仕事をしよう、が土井の売りもの。その期待に違わず、苦しい2月も200万円を死守し、4月に念願の初400万円台を記録。洗車320万円にカーケアの149.8万円を加えた470万円のビッグレコードである。 
  
土井は、「全ては今年の年末に向けての準備ですから」と年齢に似合わず落ち着いている。それでも「4月はあの忙しい刈谷店でも経験しなかったほど忙しかった」と言い、それ以来スタッフのモチベーションが上がったと言う。たしかに、400万円はまだ再来しないが、それ以後も300万円台を維持、この7月は洗車だけでも300万円を突破しことからも、その店のモチベーションの高さがうかがえる。 
   
「今は休日は暇だなと思って20万円、ちょっと忙しいなと感じたら25万円です」と土井は話すが、その勢いが定着してきているようだ。 
   
暑い8月がどういう結果になるか、また、着々と準備を進める年末がどうなるか。このままの勢いで進んで是非ともレコードを打ち立ててほしい。 
  
            
                          
            
              
                 開店当初の辛い時期があり、天候に悩まされもしたが、全体としては順調に基盤を作り、成長してきた安城店。何がそうさせたかをみてみよう。                    
                   安城店にとっての良い要素を列記すると次のようになる。 
                   
                  ○生活道路に面した好立地 
                  ○歩道が狭く、往来する車から近距離で作業が見られる 
                  ○信号が近くにあり人目に晒される絶好の位置 
                    ○ゲストルームが道路から見えて人目を引く 
                    ○店舗レイアウトに過去の経験が活かせ、ムダが無い 
                    ○場内効率の良さで人員配置も少人数対応型に 
                    ○4台入庫していると繁盛して見えるレイアウト 
                     
                   重複する部分はあるが、以上がポイントではないだろうか。 
                    
                  やはり、立地に関わる要素が大きい。立地は、この店を語るとき絶対的な要素である。 
                                  また、店舗作りに過去の経験が活かされたことも無視できないことであろう。たとえば動線を考えた洗車機・仕上げ場の配置がそうだし、喫茶店と見紛うゲストルームもそうだ。 | 
                   | 
                  
                快洗BOSSを挟んで左がピット、右が精算室 
                                   
安城店のレイアウト(クリックで拡大) 
 
  
ゲストルームの前はすぐ車道 | 
               
             
                               
            
              
             
            現在、安城店の会員数は3874人。裾野の広がりと、リピート率の高さが安城店を支えている。 
  
そのリピート客について調べると、初回来店時にキーパーをご注文くださったお客様の方が、洗車をご注文されたお客様よりも、リピートされる率が高いことがわかった。つまり、快洗隊のお客様は、車を洗うことを望んでいるというよりは、車を「きれい」にすることを望んでいると言えるようである。 
  
これは私たちはかねがね予想していたことであるが、実際にその傾向が見て取れ、あらためて「きれい」にするという訴求の方向性をはっきりさせて運営していくべきであるとの思いを強くした。 
  
好立地を活かしつつ、このようなお客様の指向を反映させた店作りを心がけていれば、安城店は引き続いて好調が維持できるであろう。今この店の課題は、順調さで保守的になってしまわず、常にお客様の要望を掴み取る努力を惜しまないことであろう。 
  
そういう点で、安城店の店舗運営には、地味ながらも難しさがあるのかもしれない。 
 
 
  
    | 快洗隊安城店2年間の実績と損益表 (クリックで拡大) | 
   
 
  
  
 
             | 
         
       
     |