Vol:40 2004年12月20日発行

INDEX 2004年 いろんな事がありました。 1月〜2月 3月〜4月 5月〜6月 7月〜8月 9月〜12月 がんばっているお店たち コスモ石油販売(株) 東北カンパニー セルフ＆カーケアステーション 北五老内 コスモ石油販売(株) 東洋国際カンパニー セルフステーション西山本 洗車屋　匠 吉良オイルセンター(株) 快洗隊 岡崎上和田店 KaisentaiEyes 第02回 「アンテナ」 1年経ってもまだキレイ！！ 下回り「超硬防錆ワックス」 驚愕の実体験報告 満を持して、名古屋市内に 直営店登場。 快洗隊鳴海店オープン 緊急ニュース 1.爆白ONE出荷好調！！ 2.キーパージャンパー発売！ アメリカ洗車レポート 年の瀬に力強い新会社、 新戦力が加わりました 新戦力紹介 株式会社快洗隊 今月の実績 全体総括 刈谷店 知立店 安城店 北神戸店 相模原店

アメリカ洗車レポート　アイ・タック技研 常務取締役 谷　基司 　11月1〜6日まで、自動車アフターマーケット界で、世界最大の自動車用品トレードショー、「ラスベガス・SEMAショー」の視察とロサンゼルスの[洗車]の現状を見る為にアメリカに出張しました。今回はその中でもロスでの洗車の現状を取上げて自分の目で見た感想を含めレポートしてみたいと思います。 11月5日SEMAのトレードショーを視察した自分は朝一番の飛行機でラスベガスからロスに移動して空港で通訳の方と合流した。 　ロス市内・サンタモニカ・ダウンタウンと約10件ほどの洗車専門店を訪問したが、まさに洗車屋がビジネスとして間違いなく存在してるのである。しかも、どこの洗車ショップもお客さんがいっぱいで並んでいるのである。間違いなく儲かっている。小さな洗車屋でも200坪以上、大きな洗車屋になると1000坪以上も店もあり洗車のみならずオイルやパーツ交換する場所や鈑金塗装まで出来る車に関する複合店などもあった。 作業の流れ 　基本的な受注・作業の流れは、まずは掃除機の置いてあるスペースにて受注を行なう。 約10種類ほどの洗車メニューがあるが価格的には$6・99〜$150(日本円で750円〜17,000円)ほどの幅で洗車メニューが構成されていた。 　ほとんどコースには掃除機がけがメニューに組み込まれており、受注後お客様は車から降りて野外の待合コーナーで待ってる。洗車スタッフの作業は掃除機がけから スタートする。その後、車を移動させて連洗の様な手洗い洗車機の自動ラインに車を入れる。洗車スタッフが最初に高圧ガンで下回り、タイヤハウス内を洗い、デッキブラシの様な道具でタイヤを擦っていた。この作業からコースによって価格がスライドしていく。ここからはラインが車を自動的に搬送しての流れ作業である。 　機械がボディ全体に高圧の水をかけ、車全体に泡をかける。かかり終わると同時にスタッフが二人でラモップの様な道具でタッチアップを行なう。手馴れたものでなかなか手際もいい。ワンボックスなどの車高が高い車も洗えるようにラインには足場も組み込んである。その後、ボディを再び高圧の水で洗い流し、選んだコースの液体WAXがかかり、再び水で流し、最後は大きなブローで洗うラインを終了する。(この洗う作業はすべてガラス張りになっておりお客様からは工程が見えるようにもなっている。) 　その後、洗うラインから車を移動させてテントの下の拭き上げスペースに移動させる。その拭き上げスペースには大きな洗車ショップになると20人以上のスタッフが待ち構えている。まず、エアーガンを吹き、隙間の水を追い出す。その後、一台に一人のスタッフが着き順番に拭き上げていく。まさにトコロテン方式で車を移動させ仕上げていく。こんな状態で限りなくお客様が洗車に来ているのである。 　また手洗いの機械を通すのが嫌な高級車には、ホースの水と泡をかけて洗うコーナーも別にあるが、このコーナーでも車がきれることはなかった。 快洗隊アメリカ上陸決定!? 　洗車コースによっては鉄粉取りが組み込まれていたり、カルナバのWAXかけもある。タイヤWAXもあればシートクリーニングもある。一般的なのが$20〜$40位であるようだ。何件かのオーナー・マネージャーといった方々とも話をさせて頂いたが「洗車は儲かってる」と言い切るのだ。 　今回のアメリカ訪問で、どこを見ても感動ばかりで滞在中は頭の中を色んな考えが浮かんで本当に夜は寝れなかった。でも間違いない洗車としての可能性の手ごたえは掴みました。 　快洗隊・アイ・タックはアメリカに必ず進出します。我々の技術と繊細なキレイでアメリカに真剣に勝負がしたくなりました。 アメリカ本土に、「洗車屋　快洗隊」の看板が掲げられるのはもうそんなに遠くない話です。