KeePreTIMES sensya.com
Vol:41 2005年1月20日発行
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新年のご挨拶
快洗隊チェーン店より
アイ・タック技研(株)

がんばっているお店たち
オケタ石油(株)佐保川SS
伸光商事(株)有福快洗隊
(株)イドムコサンパル田無SS

株式会社快洗隊
今月の実績
刈谷店 知立店
安城店 北神戸店
相模原店 鳴海店

異変!2004年の年末は、前年対比たった1.8%UP
24日までは12.9%UPだったのに。快洗隊直営店6店の内、前年実績のある4店で。

雨と雪だけが原因ではない。意外な低迷のその謎を探る。
快洗隊直営
6店合計
洗車売上2,747.8万円
鈑金・車検等も含めた粗利2,877万円

年末の25日からのラッシュの伸びが無かった

今年の年末は、ラッシュが始まる25日以前の実績に対して、ラッシュが始まってからの実績の伸びが昨年よりか・な・り低い。(これは、昨年実績のある刈谷店・知立店・安城店・北神戸店の四店での話です。)

表のように、2003年の「24日まで」の四店の洗車売上合計は1,068.4万円。A
そして、今回の2004年の24日までの四店の洗車売上げ合計は1,205.8万円。B

その差は137.4万円UP
(昨年同月同日対比112.9%)で、苦しいながらも何とか予算線上にとどまっていた。

 ところが、年末が終わった大晦日までの4店の合計は、2003年の2,028.4万円 Cに比べて、
2004年の2,050.8万円Dにとどまり、その差はわずか22.4万円(昨年同月同日対比101.8%)となってしまった。大ラッシュになるはずの25日以降の伸びが、かなり低かったのだ。

29日と、31日大晦日の雨が大きく影響した。しかし、

前年実績のある四店において、12月25日以降の売上げが、12月合計の売り上げに占める割合は、

2003年が (2,028.4 - 1,068.4) / 2,028.4 = 「47.3%」
2004年が (2,050.8 - 1,205.8) / 2,050.8 = 「41.2%」


実に5.9ポイントも落ちている。

 残りもあと3日と迫った29日と最後の31日大晦日の雨あるいは雪が大きく影響したことは間違いない。この土壇場での雨と雪は快洗隊のみならず全国のSS等の洗車に関わる店に大きな打撃を与えたのだった。
刈谷店がどうにか前年並みの伸びを示しているが、安城店、北神戸店でも大ラッシュ予定の25日以降の伸びがない。

  1日〜24日まで 1日〜28日まで 1日〜大晦日、総計
  2003年 2004年 前年比 2003年 2004年 前年比 2003年 2004年 前年比
安城 244.5万 286.7万 117.3% 342.7万 394.3万 115.1% 450.2万 469.8万 115.1%
知立 210.4万 247.3万 117.5% 347.0万 347.2万 100.1% 452.8万 432.0万 117.5%
刈谷 464.9万 493.0万 106.0% 664.6万 696.2万 104.8% 813.4万 825.0万 106.0%
北神戸 148.6万 178.8万 120.3% 236.1万 263.3万 111.5% 312.0万 324.0万 120.3%
4店合計 A1,068.4万 B1,205.8万 112.9% 1,590.4万 1,701.0万 107.0% C2,028.4万 D2,050.8万 112.9%
相模原   286.0万     286.0万     404.0万  
鳴海   196.0万     196.0万     293.0万  
6店合計   1,687.8万     2,183.0万     2,747.8万  

  25日〜大晦日、総計
  2003年 2004年 前年比
安城 205.7万 183.1万 89.0%
知立 242.4万 184.7万 76.2%
刈谷 348.5万 332.0万 95.3%
北神戸 163.4万 145.2万 88.9%
4店合計   960.0万   845.0万  88.0%
相模原   118.0万  
鳴海   97.0万  
6店合計   1,060.0万  


前年のラッシュでお客様が懲りた?

年末に怒涛のごとく押し寄せたお客様の波が、穏やかな波に変わってしまっているのだ。
何故だろう。刈谷店がオープンした6年前のことを思い出してみると、

1年目 350万、2年目 630万、3年目 610万、4年目 720万、5年目 810万
そして今回の6年目 823万。


ここで注目したいのは、刈谷店の年末3年目に1度実績が落ちていることだ。

 1年目の350万円は店のキャパシティーとしてまだ余裕があったので、2年目を大きく伸ばすことが出来たが、2年目の650万はあの時点においては限界のような忙しさであった。
そして3年目に前年を下回っている。

 2年目の大ラッシュで2時間待ちとか3時間待ちを経験したお客様が、「懲りて」3年目は少し腰が引けたのかもしれない。6回の年末でこの3回目の年末だけが前年を下回っている。

 4年目からは快洗Boss2台が入って、ぐっと効率的になったので、やすやすと前年をオーバー、一挙に700万台に入った。それにあの頃は、まだ刈谷店一軒であったので、アイ・タックの応援部隊が大挙して参加し、年末を盛り上げたものだ。

 そして、2003年に知立店と、安城店、北神戸店が出来た。1年目の年末は350〜450万ぐらい。刈谷店に比べてぐっと狭いこの3店では、この時点でお客様を時間単位でお待たせしてしまい、大変ご迷惑をおかけしたことは間違いない。

 この3店には快洗Bossは入っているが、1台だけ。しかも店舗面積が狭いのである程度は仕方ない。待ち車が道路にまではみ出しての大ラッシュとはならなかった。特に知立店、北神戸店のように100坪強しかない小さい店で顕著であった。

教訓

 1年目の年末で、お客様を何時間もお待たせして「懲りる」様な営業をすると、翌年にまで大きく影響が出る。何とか、時間単位でお待たせするような事態を回避しなければならない。特に狭い店では「予約制」とか、あらかじめ有効な対策を打っておくべきであったことを反省する。

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