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●それにしても高いぞ!手数料
 例えばATM稼働時間で午前8時から8時45分、午後6時から9時の時間帯に、他行のATMで現金引き出しをすると、210円手数料がかかる。現在普通預金金利は0.001%だから、1回の手数料を得るために必要な1年間の預金額は2,100万円。預金額で元を取るなどとは古い昔話。


 これでもまだ、銀行は土曜日のATM手数料まで有料にした。しかも、それぞれの銀行は金融自由化で、各々のサービス体系でいいはずなのに、大手銀行が一斉に土曜日手数料有料化とぶちあげたものだから、公正取引委員会も見て見ぬ振りはできず、先月調査をした模様だ。


 一体ATMとは、それほどコストの係る機械なのか?と思わざるを得ない。そこで、ちょっと調べてみると、日本の金融機関はこのATMのコスト計算を厳密にはやっていないらしい。一回いくらという料金設定は、どこに根拠があるのかなあ。


 最近、銀行の合併統合で、支店が減っている。これに代わって窓口となっているのがコンビニのATM。現在、コンビニのATMは4グループある。

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am/pmで展開している三井住友銀行の
@(アット)バンク
イトーヨーカ堂系の「アイワイバンク
銀行とコンビニが共同で運営する
E-net」と「LANs」。


 設置数はとうに1万台を越えた。一箇所で用事をすべて済ませるというニーズに応えたということになっているが、売上不振のコンビニ業界とネットワーク網を増やしたい銀行の思惑が一致した形だ。


 しかし大手銀行とて、うかうかしてられない筈。

コンビニATMのヨーカ堂系の「アイワイバンク」は、当行の預金出し入れは無料(7時〜19時)である。他にも新生銀行やシティバンク等は手数料は無料。

ただしシティは預金残高が30万円未満だと月額2100円の口座維持手数料がかかる。
 
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