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●やらないのなら、やってはいけない
 さて、こうして技術は訓練によって高められるが、その技術を精一杯、お客様の車の「キレイ」に注ごうとするかという「意志」の問題がある。「車をキレイにしようとする意志」。訓練を受けた最初のころは、モチベーションも高くその「意志」はある。しかし、月日が経ち多くの台数の車を洗い、磨いているうちに、いい加減になることがある。


異動で担当が替わるとき、「見て覚えろ」「やって覚えろ」などと、あってはならない伝達をしてしまう事はないだろうか。訓練もしていない新人に、大切なお客様の車を洗わせてはいないだろうか。


 あるいは、他の作業や商品の販売が忙しいことを理由に、商品レベルを下げ、「仕方ないこと」と言う。「洗車だけやっているわけではないので、そんなにきちんとやっていられない」と言う。きちんとやれないことに理由があれば、やらなくてもいいのか、『きちんとやらないのなら』『きちんとやる意志がないのなら』、高い値段の洗車商品は、やってはいけないのだ。お客様の側から見れば、むしろそう言えるのではないだろうか。


 洗車とかKeePreとは、作業ではない。車をキレイにすることなのだ。そして、その「価値」が「いつ、誰がやっても、きちんとしている」ことが、この商品の一番肝心なところなのである。やれないのなら、あるいはやる意志がないのならば、「やってはいけない」ものなのだ。
なにより、お客様の期待を裏切ってしまうことになるのだから。
 加えて、一生懸命、常にスキルアップを心掛け、がんばってやっている人たちが多くいてくれる。そういう人たちに対しても迷惑をかけてしまうから、意志のない、やってはいけない状況があってはならないのだ。


 
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