快洗隊訪問記 和光快洗隊編
今回は数ある快洗隊チェーン店の中から、和光快洗隊をご紹介したいと思います。
和光快洗隊は、埼玉県和光市にあるENEOSマークのSSさんです。
何故に和光快洗隊をご紹介しようと思ったかといいますと、今でこそ非常にすばらしい洗車売上を記録して頂いていますが、そこにたどり着くまでには和光快洗隊のスタッフ、またそれに携わっていただいた皆様の努力と、汗と涙があってこそのものなのです。
和光快洗隊は2年前の4月にスタートしました。洗車のことを任されたのは、当時まだ22歳?だった佐藤君と、三浦君とその年の新入社員である内田君と福室君というものすごーく若いメンバー構成でした。最初研修に来た佐藤君と三浦君は、今では信じられないくらいやる気が無かったのを覚えています。(いいのかなこんなこと暴露しちゃって・・・)
しかし、そこはそういう若者を見ると燃えてしまう私は、かなり厳しく研修を行いました。
「ひょっとしたら逃げ出してしまうんじゃないだろうか・・・」と、ずっと不安でしたが、1日目、2日目と経つ内に、徐々に二人の顔つきと態度が変わっていくのがわかりました。

最終日には「洗車は誰にも負けない!!」くらいの勢いで、鼻息荒く無事研修も終了し、スタッフ研修も二人が先頭に立って内田君、福室君の新入社員二人をひっぱってがんばってくれました。万全の体制でスタートの日を迎えたわけですが、思うように売上が伸びない日が続きました。月1回のスーパーバイジングの時のモニターチェックには「元気が無い」「態度が悪い」「笑顔が無い」など結構辛辣な意見も多く、みんな本当にへこみました。
しかしここからが和光快洗隊のすごいところ。お客様の言葉をしっかりと受けとめて、とにかく駄目なところは見逃さず早め早めに問題点をつぶす努力をしました。
それは自分の弱さを認めることであり、非常に大変なことなのですが皆が「お客様に喜んでもらえるお店を作ろう!!」という目標に向かって本当に努力しました。その姿は本当にすばらしい物でした。
その甲斐あって、3回のスーパーバイジングが終了するころには、モニターチェックシートにバツがつくことも無くなり、逆にお褒めの言葉を頂くまでになりました。

今ではあの当時、おぼつかない手つきで車を洗っていた内田君や福室君も、立派な洗車マンに変貌を遂げ、お店には無くてはならない人になっています。
佐藤君にいたっては、社内の洗車の先生になって、色々なところへ洗車の指導に行っているそうです。スタートしてから2年以上が経ちメンバーも大幅に変わってきましたが、スターと当時の目標である「お客様に喜んでもらえるお店を作ろう!!」という精神はきちんと根付いていて、当時と変わらないすばらしい接客と、技術を見せ付けてくれています。これからもお客様を大切にいつまでもすばらしい和光快洗隊でいて欲しいと思います。
                                               快洗隊営業部 部長 靏見修司